
こんにちは♪
ふくしは、今まで介護施設や幼稚園、保育園で働いてきました。
福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています!
私生活では、5歳男の子、0歳女の子のずぼらママです(^^)

今日は、実習日誌の書き方の話
保育実習

前回は、保育実習のおさえるポイントについてお話しました(^^)
詳しくは、こちらを見てください↓↓

そして、実習中は必ず実習日誌を書きます!!
最初は、
何にポイントをおいて書いていいか分からないですよね、、、、
ずらずらと長く書けば良いわけではありません!
今回は、
実習日誌を書くさいのポイントを、
1日の流れにそって例文をあげながらお話します(^^)
この内容を頭に入れて実習にのぞむと、日誌もぐんと!!書きやすくなります♪
ぜひ参考にしてください♪
実習日誌なぜ書くの?

日々の実習体験を記録し、その体験から多くのことを学び取るため
○その日のうちに、的確に記録する
○問題点や反省点を記録することで翌日の実習に向けて考え、準備ができる
○実際に観察したり、体験したことを具体的に記録することで、整理確認する

個人情報がのってるよ!保管にも注意してね!!
記入にあたっての注意点

○主語を忘れずに!(その行為が、保育者か実習生なのか)
○保育の流れや活動が似ている場合も、「前日と同じ」などNG
(保育現場で全く同じということはない)
○何が楽しかったか、どう楽しかったかなど具体的に!!
○要点をまとめて、誰が読んでも分かる文章で!
○話し言葉でなく、書き言葉で書こう!
○提出期限を守る

誤字脱字には、気をつけて♪
項目ごとのポイント!

時間・内容
○1日がどのように展開されているか、内容を時間の経過にそって記録!
子どもの活動
○大まかな子どもの活動を記録!
○文末は「、、、する。」と書くと読みやすい。
例)登園する。
昼食準備をする。
荷物整理をする。など、、
保育者の援助・留意点
○保育者が各年齢ごとに、どのような援助を行っているか記録!
保育者の行動や、呼びかけ、声かけが何の為に発せられたものか考えよう!
その為には、保育者のどこを見る??
○何をみている?
○どのタイミング?
○どんな言葉?
○どのように援助してる?
○どんな表情で何を伝えている?
○どんなふうに動いている?
これらを観点とすると、
保育者の言葉や動きの意図を読み取り、記録することができます(^^)

実習日誌で1番、観察力が出てくる箇所!しっかり書こう♪
後に詳しく説明します♪
実習生の活動
○実習生自身の動きや気づきを記録!
例)朝の掃除をする。
子どもと一緒に体操に参加する。
泣いている子に「どうしたの?」と声をかける。など、、
まとめ・反省・考察・感想等
○実習体験をして驚いたこと、感心したこと、楽しいと感じたことを記入!
○子どものかかわり方、保育の準備の仕方、保育者への手助けなど様々な場面の動きを考慮して書く。
○子どもとのかかわり方は適切だった?
○どこが足りなかった?
○なにが悪かった?
○どこを直せばいい?

これらを含めて書くとGOOD♪
観察の観点
ここからは、
実習日誌を書くうえで重要な、
子どもの活動・保育者の援助・留意点を、
1日の流れにそって、説明します(^^)
項目ごとに、例文ものせているので参考にしてください♪
登園

○登園時の活動や援助
○バス通園、徒歩通園での配慮
【例1 3歳児クラス】
子ども;Aちゃんは、保護者から離れて泣いてしまう。
保育者;「一緒にいたかったね、遊んで待っていようね」と、子どもの気持ちを受け止めて優しく声をかける。
【例2】
子ども;バスから順番に降りる。
保育者;子どもが転ばないように手をそえて援助する。
遊び

○環境構成
○天候(雨天、晴天など)
○安全管理
○発達の差への配慮
○ルールや決まりは、どんなものがある?
○けんかや泣いている子への対応
○子どもの気づきや発見に、保育者はどう共感してる?
【例1 体操時】
保育者;子ども達をリードするように楽しく踊る。
子ども;音楽がかかると、保育者を真似て元気に踊る。
保育者;「上手だね」「かっこいいよ」など、子どもの関心が高まる声かけを行う。
保育者;列がくずれた時には、声をかけ援助する。
【例2 製作時】
保育者;製作の手順や気をつける点など、子どもに分かりやすい言葉で説明する。
子ども;「これは、へびだよ!」と描いた絵をみせる。
保育者;「上手に描けたね!可愛い顔だね」と、子どもの言葉にしっかりと応える。
全体の活動

○子どもを集めるときの工夫や配慮
○保育者の話し方や表情
○子どもの関心、興味への高めかたの工夫
○活動の準備の仕方
○絵本や紙芝居の読み方
【例1 片付け】
保育者;「お片付けして、外に遊びに行くよ」と、次の活動へ意欲がでるよう声かけをする。
子ども;片付けをしない子もいる。
保育者;「今日のお片付けチャンピオンは誰かな?先生と勝負だよ!」と子どもが楽しんで片付けができるよう声かけを行う。
【例2 絵本】
保育者;全員に絵本がみえるよう椅子に座る。
子ども;楽しそうに絵本をみる
保育者;子ども達の反応をみながら声や表情をかえて読む。
昼食

○準備の仕方
○当番の仕事内容
○食前、食後の挨拶
○好き嫌いへの配慮
○片付けの仕方
【例1 給食準備】
保育者;給食をお皿にもり、子ども達に配る。
子ども;お当番は、コップを配る。
保育者;「たくさん食べようね」など、給食の時間を楽しめるような声かけを行う。
【例2 4歳児A君】
子ども;A君は野菜を残し、お箸セットを片付けようとする。
保育者;「1口だけ頑張ってみよう」とA君の側に行って援助する。
子ども;保育者の言葉を聞いて、野菜を口に入れる。
保育者;「すごいね!」と子どもの頑張りを認め声をかける。
降園

○身支度の仕方や配慮
○明日の生活への声かけや援助
○配布物の配り方
○集中させるときの工夫や方法
【例1 降園準備】
子ども;制服に着替え帰りの準備をする
保育者;子どもの着衣のみだれなどを直す。忘れ物などしている子がいれば声をかける
【例2 帰りの会】
保育者;ピアノを弾きながら元気に歌う。
子ども;「さようならのうた」を歌う。
保育者;一人ひとりの手をとり、スキンシップしながら「さようなら」の挨拶をする。
保育者;「明日は散歩に行くからね」と、明日への期待を促す声かけを行う。
まとめ

いかがでしたか?(^^)
今回は、
実習日誌を書くさいのポイントを、
1日の流れにそって例をあげながらお話しました(^^)
実習日誌って、最初はどう書いていいか、
何にポイントをおいて書いていいか分からないですよね、、、、
今回の内容を頭に入れ実習にのぞむと、
日誌もぐんと!!書きやすくなります♪
実習日誌を書くことで、
自分自身の課題や成果が確認でき、
その後の保育現場で大いに役立ちます(^^)
実習生のみなさん、頑張りましょう♪♪
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少しでも参考になれば嬉しいです(^^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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