
こんにちは♪
ふくしは、今まで介護施設や幼稚園、保育園で働いてきました。
福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています!
私生活では、5歳男の子、0歳女の子のずぼらママです(^^)

今日は、介護の話
祖母が要介護認定を受けることになった!

ふくしは、同居していた祖母がいました!
祖母の話は、こちらもみてください↓↓
祖母は、75歳の時に庭先で転倒し、足を骨折して入院。
退院後のリハビリを入れても、全治3ヶ月という診断。
両親も仕事があり、24時間、祖母の介護をすることは無理、、、
そこで、介護保険サービスを利用しようと考えました!
しかし、介護保険サービスを利用するには、まず、「要介護認定」を受けることが必須!!
今回は、
【介護保険】とは?
知っておけば安心!要介護認定の申請方法や基礎知識についてお話します!
介護保険サービスは、
介護を受ける本人は、もちろん、
家族にとっても支えとなります!
いつ必要になるか分からない介護、、
今回の内容を知っておけば、
介護が必要となった時、困らず手続きを行うことができます!
介護保険サービスの利用を検討している、
申請方法が分からない方など、ぜひ参考にしてください(^^)
介護保険サービスとは?

65歳以上の方、もしくは、40〜64歳までの特定疾患の患者が、
要介護認定を受け、介護保険料、国、自治体などの財源によって、
1割の自己負担で受けられる介護サービス。
(自己負担割合は、収入に応じて1割~3割負担に変動)
要介護認定とは?
利用希望者に対して、
「どのような介護が、どの程度必要か」を判定するもの。
申請できる人
〇65歳以上で、要介護状態・要支援状態と思われる人。
〇40~64歳の人で特定疾病により要介護状態・要支援状態と思われる人。
【特定疾病】
〇ガン
○筋萎縮性側索硬化症
○後縦靱帯骨化症
○骨折を伴う骨粗鬆症
○初老期における認知症
○脊髄小脳変性症
○脊柱管狭窄症
など、、
申請方法、申請場所

住んでいる市区町村の介護保険課の窓口で申請。
家族が遠方などの理由で窓口にいけない場合は、
以下の事業者に申請を依頼することもできる。
〇地域包括支援センター
〇介護老人保健施設
〇居宅介護支援事業所
〇指定介護老人福祉施設
〇指定介護療養型医療施設
など、、、
申請後の流れ
訪問調査

市区町村の職員、または委託した認定調査員(ケアマネジャー・介護支援専門員)が、
自宅や入院・入所先等を訪問、
本人や家族に心身の状態について聞き取り調査を行う。
【チェックされる項目】
①身体機能
「寝返り」「視力」など、
生活する上で必要な基本動作をできるかチェック!
②生活機能
「食事」「排泄」「着脱」など、
日常生活に伴う行動ができるかチェック!
③認知機能
「生年月日」「名前」を言うなど、
意思の伝達ができるかチェック!
④精神・行動障害
社会生活を送る上で不適当な行動があったかをチェック!!
例)
○泣いたり、怒ったり感情が不安定になる
○突然、大声を出すなど、、、
⑤社会生活への適応
薬の内服、お金の管理、簡単な調理など、
社会生活を行う能力があるかどうかチェック!!
祖母の場合は自宅に市役所の職員が来てくれ、
機能チェックや質問などを含めて1時間くらいでした!
(身体のことで)心配なことはありますか?と聞かれて、
孫が夜遅くまでゲームばかりしてるのが心配だと話しだした祖母(笑)
認定調査のときは、本人の状態や、家族がどのような介護を行っているのかをしっかり伝えよう!
要介護認定が現在の状況より軽く判定され、必要な介護サービスを受けられなくなる可能性も!
主治医の意見書

市区町村から主治医に対して、
意見書の作成が依頼される。
審査
訪問調査の結果と主治医意見書により一次判定が行わられる。
その後、「介護認定審査会」において、
介護が必要な状態の二次判定(審査)が行われる。
【介護認定審査会とは?】
保健・医療・福祉の専門家5人で構成される、
認定に必要な審査・判定を行う機関。
認定
申請から30日以内に、認定結果が郵送される!
認定の区分は、
「非該当」「要支援1」「要支援2」
「要介護1」「要介護2」「要介護3」「要介護4」「要介護5」の8区分。
祖母は申請から2週間ほどで、要介護2の通知が来ました!!
要支援・要介護の違い

【要支援】重い介護状態にならないことを目的に介護サービスを利用
【要介護】介護を受けながら、状態を維持・改善するために介護サービスを利用
【要支援1】
日常生活の基本的なことは、ほとんど自分で行うことができ、
一部に介助が必要とされる状態。
【要支援2】
要支援1よりも、立ち上がりや歩行などの運動機能に低下が見られ、
一部に介助が必要とされる状態。
【 要介護1】
自分の身の回りのことはほとんどできるが、
要支援2よりも運動機能や認知機能、理解力が低下し、部分的に介護が必要とされる状態。
【 要介護2】
要介護1よりも日常生活能力や理解力が低下し、
食事や排泄など身の回りのことについても介護が必要とされる状態。
【要介護3】
食事や排泄などが自分でできなくなり、
ほぼ全面的に介護が必要な状態。
【要介護4】
要介護3よりも動作能力が低下し、
日常生活全般に介護が必要な状態。
【要介護5】
一人で日常生活を送ることがほぼできず、
食事や排泄、着替え、意思の疎通など、あらゆる場面で介護が必要な状態。
大きな違いは、介助が、
部分的に必要なのか、それとも全面で必要なのかということ!
プラン作成

認定の後は、どんな介護サービスを、どの程度利用するのかを決める、
ケアプランが作成される。
要支援と認定された人は地域包括支援センターに、
要介護の人は、指定居宅介護支援事業者のケアマネジャーに依頼。
ケアプランを作成してもらう時は、自分たちの意見や希望もはっきり伝えること!
妥協せず、しっかり応えてくれるケアマネジャーを選ぼう!
祖母も、数回ケアマネジャーが代わっています!
介護生活に大きく関わってくることなので、
しっかりコミニュケーションをとることも大切♪
更新
有効期間は、3ヶ月から36ヶ月の範囲において決定。
引き続き介護サービスを利用したい場合は、有効期間満了日の60日前から有効期間満了日までの間に、
更新の手続きが必要!!
更新申請に必要な書類が、役所から送られてくるので申請をしよう!
改めて訪問調査の実施、主治医意見書の取得、審査・判定が行われる。
状態が変わっていれば、認定段階も、変更になる!
変更
更新前に状態が変化して、
現在の要介護・要支援状態区分に該当しなくなった場合は、介護認定区分の変更を申請できる!
改めて訪問調査の実施、主治医意見書の取得、審査・判定が行われる!
認定結果に納得できないときは?

要介護・要支援認定の結果などに疑問や不服がある場合は、
3ヶ月以内に、
介護保険審査会」に申し立てをすることができる!
受けれる介護サービスは?

在宅サービス
○訪問介護
○訪問入浴介護
○訪問看護
○訪問リハビリテーション
○居宅療養管理指導
など、、
通所サービス
○通所介護(デイサービス)
○通所リハビリテーション(デイケア)
○短期入所生活介護(ショートステイ)
○短期入所療養介護(ショートステイ)
など、、
地域密着型サービス
○夜間対応型訪問介護
○認知症対応型通所介護
○小規模多能型居宅介護
○グループホーム
○地域密着型特定施設入居者生活介護
○地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
など、、
施設サービス
○介護老人福祉施設
○特別養護老人ホーム
○介護療養型医療施設
など、、
その他
○福祉用具貸与
○特定福祉用具販売
○住宅改修
など介護用品をレンタル、購入、
介護用にリフォームしたさいの費用が補助されるなどのサービスを受けれる。
「要支援」と「要介護」で、
利用できる介護サービスの種類や回数は、違ってくる!!
受けれるサービスの違いや、種類などは、
また詳しく書きます!!(^^)
まとめ

いかがでした?
今回は、
【介護保険】とは?
知っておけば安心!要介護認定の申請方法や基礎知識についてお話しました!
市区町村によって、細かい内容など異なることもあります!
介護保険制度を利用すれば、施設への通所や入所以外にも、
予防給付として受けられるサービスや、福祉用具のレンタルなど幅広いサービスを利用できます!
その為には、まずは要介護認定を受けることが必須!!
祖母は認定を受けてディサービスに通い、入浴や食事などサービスを受け、
友人も出来たようで、少しずつ明るさを取り戻していきました!
それまでは、母とふくしの2人で、
入浴や食事の介助だったので、負担もありました、、
介護保険サービスは、
介護を受ける本人は、もちろん、
家族にとっても支えとなります(^^)
いつ自分や家族に必要になるか分からない介護、、、
今回の内容を知っておけば、
介護が必要となった時、困らず手続きを行うことができます!
介護保険サービスの利用を検討している!
申請方法が分からない方など、ぜひ参考にしてください(^^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました
コメント