こんにちは♪
ふくしは、介護福祉士、保育士、幼稚園教諭、おもちゃインストラクターの資格をもち、
デイサービス、老人ホーム、幼稚園で働いてきました♪
現在は、保育園で働いています♪
福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています!
私生活では、5歳男の子、0歳女の子のずぼらママで、趣味は漫画を読むことです(^^)♪
今日は入浴介助の話
在宅での入浴介助の方法
介護をするうえで欠かせないケアのひとつ
「入浴介助」
全身の清潔を保つためはもちろん、
温まることでリラックスしたり血液循環を良くしたり、
心身の安定を図る為にも重要なもの!
でも、、
自分の体を洗うのとは違って、
人の身体や頭を洗うのって難しい、、
ふくしも在宅で、祖母の入浴介助をしてきました!
浴室は滑りやすく、事故や転倒につながり危険がいっぱい!
安全に入浴してもらう為に、
◯どんなことに気をつけたらいい?
○入浴時、準備するものは?
○どんな手順で介助したらいい?
今回は、
【介護福祉士】のふくしが、
入浴介助の方法や、手順、注意点をお話します!
☑【こんな人におすすめ】
○家族の入浴が心配になってきた
○在宅での入浴介助を知りたい
○入浴時の便利な介護グッズを知りたい
これを読めば、
在宅での入浴介助のポイントがわかるよ!
参考にしてね♪
入浴前
入浴中は汗をかき、体内の水分が減っていきます。
脱水の予防にも、
まずは、入浴前にコップ1杯の水やお茶など、水分補給を♪
食後すぐの入浴は、血圧の変動が大きくなり危険!
1時間以上は空けてね!
健康状態をチェックしましよう!
例えば、
顔色が悪い、熱がある場合は、入浴を控え、
自宅に血圧計があれば、バイタルもチェック♪
普段から、家族の体温や血圧を測っておくと、
すぐに体調変化など気づくことができます!
飲酒をした場合は、
血管が膨張しているので入浴は危険!
入浴後に飲酒するよう心がけてね♪
事前準備
必要なものは、入浴前に準備しておきます!
足りないものがあると、
家族を裸のまま待たせてしまうよ!
【具体例】
○暖房器具を置き、脱衣所や浴室全体をあたためておく
○タオルや着替え、湿布や塗り薬などは脱衣所に準備
○着脱しやすいよう、脱衣所に椅子を用意
○浴室にシャワーチェアを用意
○滑りにくい、バスマット(転倒防止マット)をひく
○お湯を張った浴槽のフタを開けておく
○入浴前にシャワーをだしておく
暖かい部屋から寒い風呂場へ行くと、
室温差に身体が震え、
ヒートショックを引き起こす原因に!
【ヒートショックとは】
家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動し、
失神や心筋梗塞などを引き起こす。
【温度差でおこるヒートショック】
脱衣所と浴室をあたためておくなど、事前準備をすると、
ヒートショックを起こす確率を下げられるよ!
入浴手順
シャワーチェアに座ってもらう
介助者はシャワーで椅子をあたためてあげましょう!
シャワーの温度を確認して、足からかけていく
急に胸やお腹など、心臓に近い場所にかけると、
ヒートショックを起こすので注意!
シャワーは、急に温度がかわる時があるよ!
指を1本シャワーに当てながらかけていくと、
常に温度を確認できて安心!
ボディタオルやスポンジで洗う
自分で洗えるところは自分で洗ってもらう!
頭を先に洗ってしまうと、濡れた髪で身体が冷えていくので、
身体(足や手)から洗っていきましょう!
浴槽に入る
浴槽の温度は、38℃〜40℃程度が良い!
急に温度が高い湯に入ると、心臓に負担をかけるので、
少しずつ身体をならしていきましょう!
季節に合わせて、ゆず湯や菖蒲湯などにすると、
気持ちも安らぎGOOD♪
5〜10分ほどであがる
長湯は疲労感や、血圧も下がりすぎてしまい、
転倒など、事故にもつながる。
5〜10分ほどであがりましょう!
着替え
浴槽からでた身体は、どんどん冷えていきます。
タオルでしっかりと身体を拭きましょう!
【ポイント】
◯着替えのさいに、湿布を貼ったり、薬の塗布をする。
◯立ったまま着替えをすると、転倒につながるので、椅子に座ってもらう!
◯座ったり、立ったりする(起居動作)は、
足元がすべって転倒しやすいので、靴下は最後にはく。
(座ったさいに、パンツ、ズボンを膝まで通し、
立ってもらった際にあげると、起居動作が減り負担も軽くなる)
麻痺がある場合は、
「脱健着患」を頭に入れて!
【脱健着患】
衣服を脱ぐさいは、麻痺のない(健側)から脱ぎ、
着るさいは、麻痺側から着る
こうすることで、負担なく着脱を行うことができます。
髪が濡れていると、身体が冷えていくので、しっかり乾かします。
そのさい、耳の裏側は乾かし忘れが多いので、よくチェック♪
すべてを介助するのではなく、
ご本人ができるところは行ってもらおう!
入浴後
着替えをして落ち着いたら、水分補給をします!
入浴は、思っている以上に身体に負担がかかっている!
のんびり過ごそう♪
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介護に疲れたら
家族だからこそ、
介護は辛くて苦しくなる時があります!
介護は一人で抱えるものではありません!
◯周りに頼る
◯介護サービスを利用する
◯休む時間をつくる
◯自分を責めない
決して自分を責めないで、
周りに頼りながら介護をしていこう!
まとめ
今回は、
入浴介助の方法や、手順、注意点をお話しました!
介護をするうえで欠かせないケアのひとつ
「入浴介助」
全身の清潔を保つためはもちろん、
温まることでリラックスしたり血液循環を良くしたり、
心身の安定を図る為にも重要なもの!
しかし、自分の体を洗うのとは違って、
人の身体や頭を洗うことは難しい!
ふくしも介護施設で、たくさんの方の入浴介助をしてきました!
浴室は滑りやすく、事故や転倒につながることがあります!
安全に入浴してもらうため、
方法や、手順をしっかり確認しておきましょう!
少しでも参考になれば嬉しいです♪
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