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こんにちは♪
ふくしは、介護福祉士、保育士、幼稚園教諭、おもちゃインストラクターの資格をもち、
デイサービス、老人ホーム、幼稚園で働いてきました♪
現在は、保育園で働いています♪
福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています!
私生活では、5歳男の子、0歳女の子のずぼらママで、趣味は漫画を読むことです(^^)♪
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今日は「子どもの噛みつき」の話
【子どもの噛みつき】どう対応する!?
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/9ebcc2105a84d99a56b40ec4494667b8.jpg)
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/9ebcc2105a84d99a56b40ec4494667b8.jpg)
1歳〜3歳前後の小さなお子さんにみられる
「噛みつき」「ひっかき」「押す」などの行動、、、
保育園では、
1歳・2歳児クラスで最も多くみられます!
【1歳児に多いトラブル噛みつき】
ふくしも、保育園で噛みつきなどのトラブルがあり、
何度も悩んできました!
噛みつかれた子も、噛みついた子も、
どっちも辛いこと、、
![](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_2023-10-04-11-28-11-46_40deb401b9ffe8e1df2f1cc5ba480b12_2-1-150x150.jpg)
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何で噛みついちゃうの?
今回は、現役保育士のふくしが、
【子どもの噛みつき】
原因や応急処置!正しい対応方法 をお話します!
◆子どもの噛みつく・押すなどのトラブルで悩んでいる
◆事前の防ぎ方法
◆保護者への対応方法
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噛みつきの特徴をしって、
事前に防ごう!
参考にしてね♪
【噛む・押す・ひっかく】原因は?
言葉で伝えられない
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/1e8159e1922640aef6380990476b1572-2.jpg)
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/1e8159e1922640aef6380990476b1572-2.jpg)
噛み付く・引っかく・押すなどのトラブルが多いのは、
1歳〜3歳前後の子ども。
この頃、子どもに自我が芽生えてきて、
「あれがしたい」
「これがほしい」
と、欲求が出てきます!
しかし、この年齢は、
その欲求を上手に言葉で伝えることができない
「おもちゃが欲しい」
「外で遊びたい」
「○○ちゃんと遊びたい」
など、気持ちが言葉でうまく出ないで、
お友達を噛んだり、引っかいたりの行動で表現してしまう
【声かけポイント】
◆「これがほしかったのね」
◆「もっと遊びたかったのね」
◆「後でお外に行こうね」
など、
子どもの気持ちを保育者が受け止め共感し、言葉にしてあげよう!
興味・関心・甘えから
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/2830a0b0e8e57c4b7edc61e1c0e705ce.jpg)
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/2830a0b0e8e57c4b7edc61e1c0e705ce.jpg)
友だちとトラブルもなく、
近くにいる子を噛み付いてしまう子もいます!
これは、他者に対して、興味・関心があり、
「関わりたい」という気持ちからくるもの!
「おはよう」の挨拶代わりに噛んでしまったり、
友だちや先生の気をひこうとして、
押したり、引っかいたりしてしまう!
また、甘えからくる行動でもあります!
寂しい気持ちや、甘えたい気持ちの表現として、
保育者のことを噛んでしまうこともよくあります。
噛む・引っかく・押すの行為は、
「痛くて嫌だ」ということを伝え、
別のスキンシップを根気よく伝えていこう!
【例】
◆手をつなぐ
◆膝の上に座る
◆ハグをする
防衛方法
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/6e08498b311f97a4bd13b00ea7e72da6.jpg)
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/6e08498b311f97a4bd13b00ea7e72da6.jpg)
友だちや先生が、目の前を通っただけで、噛み付く子もいます。
一見、なんにもないように思えることも、
その子には、
「こわい」
「おもちゃをとられる」
「邪魔された」
などの恐怖の気持ちがあり、
自分を守るための行動の1つ!
また、体調が悪い時、環境の変化でイライラしている時なども、
「近づいてほしくない!」
の気持ちから、噛む子もいます、、
子どもの、
体調や、環境の変化などをしっかりと把握することが大切!!
対応方法
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噛みつきがあった場合、
どう対応すればいい?
冷やす
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噛まれてしまった、引っかかれてしまった場合は、
すぐに患部を流水などで冷やします!
そして、タオルでまいた氷のうなどで、
患部を抑えましょう!
※噛まれてすぐに患部をもむと、内出血をひどくしてしまうのでNG!
◆内出血が止まったら、ホットタオルなどで患部周辺を温めると、
血流が良くなり回復力が高まる
気持ちに寄り添う
![保育士](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/b3ac530e7ea4371ff5fcd3512b9fd954.jpg)
![保育士](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/b3ac530e7ea4371ff5fcd3512b9fd954.jpg)
噛んでしまった子、噛まれてしまった子、
両者の気持ちに寄り添ってあげましょう!
【噛まれた子】
「痛かったね」
「びっくりしたね」
「止められなくてごめんね」
と、声をかけ痛い気持ちに寄り添ってあげましょう。
「○○ちゃん、上手にお話できなかったの」
「一緒に遊びたかったんだね」
と、その子がいじわるで噛んだわけではないこと、
上手く言えなくて噛んでしまったことを伝えてあげましょう。
【噛んだ子】
「このおもちゃ使いたかったの」
「取られると思っちゃたの」
と、怒らずにその子の気持ちに寄り添ってあげましょう!
すぐに怒ってしまうと、
「自分のことは誰も分かってくれない!」
と、ますます子どもの気持ちは不安定になります!
噛まれて泣いている友だちをみて、噛んでしまった子も動揺しています、、
少し落ち着いてから、
「噛んだら痛い痛いよ」
「やめてって言ってみようね」
「このおもちゃが欲しかったのね」
「困った時は、先生が助けてあげるからね」
と話してあげましょう!
噛むことが「手段」になっている子どもに対して闇雲に怒っても、
なかなか噛むことはやめられません!
「なぜ噛んだらいけないのか」
「噛む以外の方法」
を話し、伝えていくことが大切!
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両者の気持ちに寄り添うことを大切に!
根気よく伝えていくことが重要!
「噛みつき」を未然に防ぐ為には環境が大事
![保育室](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/2175a6d86f25494def152fe55770c20e.jpg)
![保育室](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/2175a6d86f25494def152fe55770c20e.jpg)
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噛みつきなどのトラブルが減らない場合、
まず環境を見直そう!
おもちゃの数や遊ぶ場所を見直す
おもちゃの数が少ないと、
みんながそれを欲しがって、トラブルになります!
おもちゃを十分に用意したり、
コーナーを作って、それぞれが好きな遊びをできる少人数での活動を取り入れよう!
ゆったりと遊べる空間作り
ガヤガヤとうるさい部屋の中では、
子どもも落ち着きがなくなったり、不安定になります!
子ども達の好きな曲をかけたり、
ゆったりとした気持ちで過ごせるように工夫しましょう!
ストレスをためない
座っているばかりの活動では、子どももストレスがたまったり、
体力が余っている場合など、トラブルになりやすいです!
天気が良ければ散歩に行く、音楽をかけて体操するなど、
身体を使った遊びを取り入れましょう!
時間帯を把握
![時計](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/3b1bfba520950c1b614080948505abab-3.jpg)
![時計](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/3b1bfba520950c1b614080948505abab-3.jpg)
もっともトラブルが多い時間帯は、
自由遊び中!
子どもたちが遊んでいるときは、目を離さないように!
おもちゃの取りあいなど、
トラブルが起きそうな時には、子ども達を離します。
そして、
「このおもちゃを、使いたかったのね」
「でも、○○ちゃんも、このおもちゃ使いたいんだって」
「あとで、貸してもらおうね」
と子ども達の気持ちを代弁してあげましょう!
保育者が自分の気持ちを共感、共有してくれることで、
子どもの気持ちは落ち着きます。
これを繰り返すことで、同じようなトラブルが起きたさい、
子どもは、まず保育者に欲求を訴えるようになり、
友だちを「すぐに噛む」などの行為が減っていきます!
また、
活動と活動の合間の時間も、噛みつきトラブルが増えます!
【例】
○外から帰って、手を洗う
○遊び終わって給食の準備をする
○活動が終わってトイレに行く
周りがバタバタとしている時間は注意が必要!
保育者や周りの友だちが忙しくバタバタしていると、
子どもも不安定になり、噛みつき、引っかきなどの行為がふえます!
職員同士の連携
![手を合わせる](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/28f4145ce9c76233af99e98300e5ba6a.jpg)
![手を合わせる](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/28f4145ce9c76233af99e98300e5ba6a.jpg)
保育者同士で声をかけあいながら、
連携をとって保育をしましょう!
噛みつきや、引っかきなど頻繁にみられる子どもの側には、
必ず保育者がいる!
側を離れる時も、声をかけあいます!
また、その日の保育内容を話し合い、動きを共有し、
保育者がバタバタする時間をなくしましょう!
保育内容や子どもの状態など、情報交換をし、
職員が連携し未然にトラブルを防ぐ為に取り組むことが大切!
保護者への対応
![保育士](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/7f21ce462b8d446e0bbd78555990d843-2.jpg)
![保育士](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/7f21ce462b8d446e0bbd78555990d843-2.jpg)
保育者は、噛んだ子、噛まれた子
どちらの保護者にも、トラブルを防げなかったことを謝罪します!
【噛まれた子の保護者】
「今日、おもちゃで遊んでいた際にお友だちに腕を噛まれてしましました」
「保育士が付いていたのに、防げずに申し訳ありません」
「腕はすぐに冷やして応急処置をしていますが、まだ跡が残ってしまっています」
「今後は十分に気をつけてみていきます、申し訳ありません」
と、噛まれた経緯、応急処置、その後の怪我の状態について伝え、謝罪します!
「噛んだ子は誰ですか?」
と、知りたがる保護者の方もいますが、
あくまでも防げなかった保育士が悪いことを伝え、謝罪しましょう!
【噛んだ子の保護者】
「使っていたおもちゃを、お友達が貸してほしくて手を出した時に、噛んでしまいました」
「保育士がついていたのに、止められずに申し訳ありません」
と、経緯をしっかりと伝えましょう!
そして、
「○○君は取られると思って嫌だったんだよね」
「今度は噛まないで、やめてって言ってみようねと伝えています」
と、その子の気持ちや思いも伝えてあげましょう!
「噛んでしまった」
という否定的な言葉だけを伝えると、
保護者の人は
「なんで、うちの子が!?」
と自分を責めて悩んでしまいます、、
時々、
「愛情不足が原因ですか?」
と思い詰める保護者の方もいます、
噛んでしまうのには、
必ず理由があります!
決して愛情不足が原因ではなく、
その子なりの思いや気持ちがあったこと、
それを上手く伝えられない年齢で、どの子どもにもおこるということを、
しっかりと伝えてあげましょう!
◆保育者の対応がいい加減だったり、説明不足があると、保護者の中に不信感が残ります!
しっかりと説明、謝罪をしよう
◆噛んでしまった子、噛まれてしまった子、
どちらの保護者も辛いことを理解し、気持ちに寄り添うことが大切
まとめ
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/ab434cd263ec3f7543f349b9f037cbd1-1.jpg)
![子ども](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2021/06/ab434cd263ec3f7543f349b9f037cbd1-1.jpg)
今回は、
【子どもの噛みつき】
原因や応急処置!正しい対応方法 をお話しました!
噛みつきが続くと、
両者の保護者は、
「なんでうちの子が!?」と悩み、
保育者も
「とめられなかった、、」と苦しむことになります、、
しかし、噛みつきは、
子どもの欲求の表れ!
欲求が出てきたことは、
成長の証でもあります!
噛み付きや引っかきは、ずっとは続きません、、
大きくなり、自然となくなっていきます!
気持ちを上手に伝えられるようになるまで、
長い目で根気よく付き合っていきましょう!
今回の内容が、
少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
![](https://f-hodohodo.com/wp-content/uploads/2024/01/63afe69f57384f63289b6f79cd5d69f6-300x158.jpg)
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まずは環境をしっかり整えていこう!
![](http://image.moshimo.com/af-img/1080/000000065226.jpg)
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