4歳子ども【手が出てしまう】原因は?現役保育士が教える!正しい対応方法8選! 

子ども 手がでる 対応
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ふくし

こんにちは♪

ふくしは、介護福祉士、保育士、幼稚園教諭、おもちゃインストラクターの資格をもち、
デイサービス、老人ホーム、幼稚園で働いてきました♪
現在は、保育園で働いています♪

『福祉』の仕事に携わってきた経験をもとに、
保育や介護現場、子育てに活かせる情報をお届けしています♪

私生活では、8歳男の子、3歳女の子のずぼらママで、趣味は漫画を読むことです(^^)♪

ふくし

今日は「手が出る子ども」の話

目次

【手が出る】子どもへの対応は?

手

保育園や幼稚園に通い始めると、
家族だけでなく、たくさんの友だちや先生と関わるようになります。

人間関係が広がることによって、
子ども同士のトラブルや喧嘩なども増えていきます。

相談者

うちの子、喧嘩になると
すぐに手が出てしまう

相談者

お友達を押したり、
叩いてしまう。

友だちとの関わりもふえる
3〜4歳児に、
「ぶつ」「叩く」「押す」などのトラブルも増えてきます!
【ケンカは成長の証!4歳児との接し方】



ふくしの保育園の保護者からも、
「手がでる子どもに、どう注意していいか分からない」
「友だちを叩いてしまって困る」

など悩みを抱えているママやパパは多いです。

成長するに連れて、
少しずつ言葉で伝えられるようになり、
手が出ることも減っていきますが、
友だちを叩いてしまう事が多々あると心配ですよね。

今回は、現役保育士のふくしが、
4歳子ども【手が出てしまう】原因は?
正しい対応方法8選を紹介します!

これを読んで分かること♪

◆手がでる子どもへの対処法
◆手が出る原因
◆叩いてしまう子へのNG対応
◆今日からできる!親ができる対処法

ふくし

子どもの気持ちに寄り添うのが大事!
参考にしてね♪

すぐに「手が出てしまう」原因は?

子ども

気持ちを上手に表現できない

3〜4歳の子で手が出てしまう大きな原因は、
「言葉で気持ちを上手に表現できない」からです。

「おもちゃをとられた」
「順番を抜かさせた」


嫌!と感じても、
なかなか言葉で上手に伝えられず、
「押したり」「叩いたり」と手を出して表現している。

家と園での環境の違い

相談者

家では叩いたりしないのに、、

相談者

保育園の友だちを叩いてしまう

こんな風に相談される保護者の方が多いですが、
「幼稚園・保育園でだけ手がでる子」
実はたくさんいます。

子どもの姿は、
家と園では違うからです!

【家】=自分のことを知っている人
【幼稚園・保育園】=自分のことをあまり知らない人

例えば、家で喧嘩になりそうになっても、
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)がゆずってくれた」
「ママやパパが貸してくれた」

など、トラブルを回避できていることが多い。

でも、幼稚園や保育園の場合は、
年齢や発達段階が同じ子ども達なので、
「やりたいこと」
「使いたいもの」
「したいこと」
が重なり、トラブルが増えます。

トラブルが増えることによって、
「手がでる」ことも増えるのです!

テレビ・周りの行動・言動の影響

テレビやYou Tubeなどみる事が多い子ども達。

その映像から、子ども達は様々な影響を受けます。

●戦隊アニメの戦うシーン
●お笑い番組のツッコミ
●テレビの罰ゲーム
など、、

アニメの戦うシーンは、
子ども達も大好きで、真似したり、
なりきって遊ぶことも多いですよね。

息子も4歳の時、仮面ライダーが大好きで、
変身ベルトをつけては、家族に蹴りを入れたり、パンチしたりと、
真似っ子遊びが大好きでした。

日常生活の中で、
「手がでるシーン」は実はたくさんあって、
それをみている子ども達は、その行動を
肯定的に受けとってしまうのです。

不安やストレス

家と違って、
全てが自分の思う通りにいかないのが園生活。

そんな幼稚園・保育園の生活で、
子ども達はやはりストレスや不安を抱えています。

友だちや先生との関係、
我慢をすることなど、、

そういったストレスなどがたまって、
トラブルになると、
つい「手が出てしまう」ことがあるのです。

「手が出る」子どもへの対応方法8選!

親子

子どもの話を聞く

「友だちを叩いてしまった」
「押してしまった」
「ぶってしまう」

でも、
感情的に怒ってしまうのはNG!

その場だけ行動を改めても、
「なぜいけないか」を理解できず、
また手を出すことにもつながります。

「どうしたの?」
「何があったの?」
と、
まずは子どもの気持ちを聞いてあげることが大事!

子どもの気持ちを代弁する

子どもが手を出してしまった時には、
子どもの気持ちを代弁してあげることが大事!

「おもちゃが欲しかったのか」
「戦いごっこをしてたのね」
「先に○○ちゃんが並んでたのか」
「取られたと思ったのか」

「なぜ叩いてしまったのか」
理由を周りの大人がしっかり聞いてくれることで、
「きいてくれた」
「理解してくれた」
「分かってくれた」
と子どもは感じます。
その経験を繰り返すことで、
少しずつ、子ども自身も言葉で伝えられるようになっていきます!

言葉で伝える

手が出ることが続くと、
「ママも、ぶつからね」
「パパも叩いてみるよ」
と、
同じようにする保護者の方もいますが、
これはNG!

脅すような言葉や行動は、
その場では効果があっても、根本的な解決にはなりません。

結局は
「何かあったら、暴力で解決すればいい」と感じてしまうのです。

「叩いちゃいけないよ」
「叩かれたら悲しいよ」
と、
感情的ではなく、
毅然とした態度、言葉で伝えるのが大事!

代わりの方法を教える

「おもちゃを取られた」
「嫌なことをされた」

こんな時はどうしたらいいのか、
子どもと一緒に考える時間をつくりましょう!

◆「貸して」って言ってみよう
◆「先生に話してみよう」
◆「やめて」って伝えていいんだよ

「叩く」「ぶつ」「押す」代わりにできることを、
具体的に子どもに教えてあげましょう!

「真似をした行動」が正しいかを伝える

「戦いごっこの真似をした」
「テレビの真似をした」

子どもからしたら、楽しい遊びのつもりだったこともあります!

悪影響になるテレビや動画などを、
絶対にみせないで生活することは難しいです!

「やられた方の気持ちはどうだったかな」
「こんな風に叩かれたら、相手はどう感じるかな?」


「真似をした行動が正しいのか」
を子どもと一緒に考え、伝えていくことが大切!

感情をコントロールする方法を教える

3〜4歳児では、
まだまだ自分の感情をコントロールするのは難しいです。

イライラした時、
嫌!って思った時、
どう感情をコントロールすればいいか教えてあげることも大切

◆深呼吸をする
◆身体をのばす
◆好きな音楽をきく
◆ため息をはく

手が出てしまう前に、
「一度深呼吸してごらん」など、
声をかけてあげてください。

言葉で解決できた経験を重ねる

子どもが喧嘩やトラブルになったさい、
手が出てしまうのは、他の解決方法を知らないからです。

「やめて」
「貸して」
「待っててね」

など、言葉で相手に伝えて、解決できた経験を繰り返すことが大事!

この経験を繰り返すことで、
「言ったら分かってもらえる」
手が出る回数も少しずつ減っていきます!

ストレスを解消する

◆入園・進級時期
◆コミニケーション不足
◆体調不良
◆習い事などの疲れ
◆寝不足
◆空腹

日常生活の中でストレスを感じている子どもは、
その怒りを、
「叩く」「押す」「ぶつ」などで表現することがあります。

ストレスの原因を考え、解消してあげることが大事!

◆子どもの話をたくさん聞く
◆早寝・早起きをする
◆朝食をしっかり食べる
◆子どもとたくさん遊ぶ

まとめ

親子

今回は、現役保育士のふくしが、
4歳子ども【手が出てしまう】原因は?
正しい対応方法8選を紹介しました!

友だちとの関わりが増える3〜4歳児で、
「叩く」「ぶつ」「押す」などのトラブルはふえます!

家と園での環境の違いや、
ストレスや不安など、
色々な理由が重なって
「手が出てしまう」子ども達。

成長するにつれて、
少しずつ言葉で解決できるようになっていきますが、
「叩く」などのトラブルが多いと心配になってしまいますよね。

大事なのは、
感情的に怒るのではなく、
子どもの話を根気よく聞いてあげること!

「叩く」以外の解決方法を教えてあげることも大切です!

ぜひ参考にしてください!

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ふくし

感情的に叱るのはNG!
まずは深呼吸!
子どもの話をきいてあげよう!

ふくし
幼稚園教諭→祖母が認知症→介護の道へ→介護福祉士取得→約10年の在宅介護を経験→現在は保育士として働く、7歳と2歳のずぼらママ♪少女漫画大好き♡福祉に携わってきた経験をもとに【保育】【子育て】【介護】の情報を発信しています♪
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