こんにちは♪
ふくしは、介護福祉士、保育士、幼稚園教諭、おもちゃインストラクターの資格をもち、
デイサービス、老人ホーム、幼稚園で働いてきました♪
現在は、保育園で働いています♪
福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています!
私生活では、5歳男の子、0歳女の子のずぼらママで、趣味は漫画を読むことです(^^)♪
今日は子ども園の話
認定こども園ってなに?保育園、幼稚園との違いは?
最近良く聞く【認定こども園】
幼稚園と保育園の2つの機能を持ち合わせた、新しい施設!
【認定子ども園 概要】
でも保護者からは、
仕組が分かりずらいという声も!
○保育園・幼稚園と何が違うの?
○対象年齢は?
○メリット・デメリットは?
○専業主婦(夫)でも預けられる?
こんな風に悩む人も多いと思います!
今回は、現役保育士のふくしが、
【認定こども園】を分かりやすく説明!
専業主婦でもOK?メリット・デメリットも紹介します!
○認定こども園について知りたい
○子どもの預け先を探している
○保育園の選び方が分からない
「保育園と幼稚園の違い」は?詳しくはこちら↓
概要
【認定こども園】は、
幼稚園と保育所の機能や特長を併せ持つ施設
【幼保連携型】
「幼稚園的機能」と「保育所的機能」の両方を合わせたタイプ
【幼稚園型】
認可された幼稚園が「保育所的な機能」を備えたタイプ
【保育所型】
認可保育所が、「保育が必要な子ども以外」の子どもも受け入れ、
「幼稚園的な機能」を備えたタイプ
【地方裁量型】
幼稚園・保育所いずれの「認可もない地域の教育」「保育施設」が、
認定こども園として必要な機能を果たすタイプ
タイプは4つに分けられるよ!
施設数
「幼保連携型」4409施設
「幼稚園型」966施設
「保育所型」720施設
「地方裁量型」65施設
【合計】6160施設
(2021年現在)
幼保連携型が1番おおいね!
対象者
認定こども園は、
「1号」「2号」「3号」すべての子どもが対象となる!
(保育園は「2号・3号」のみ対象)
(幼稚園は「1号・2号」のみ対象)
うちは、どの認定になるんだ?
認定区分は3つ!
説明するね♪
【認定区分】
【1号認定】
【子どもの年齢】満3歳~5歳
【保育に必要な事由】なし
【保育時間】教育標準時間 4時間
(延長保育や一時預かりを利用することも可能)
【2号認定】
【子どもの年齢】満3歳~5歳
【保育に必要な事由】あり
【保育時間】保育標準時間(11時間)または、保育短時間(8時間)
【3号認定】
【子どもの年齢】0歳~3歳
【保育に必要な事由】あり
【保育時間】保育標準時間(11時間)または、保育短時間(8時間)
※保育に必要な事由=「保護者の就労」「妊娠」「出産」「疾病」「障害」など
「子どもの年齢」や「就労」などの有無で決定するよ!
自分の子どもが、どの「認定」になるのかを知ろう♪
【例】
共働きで「3号認定で入園した子ども」が、
3歳を過ぎて保護者の離職により、「1号認定になった」
【保育園の場合】
退園して幼稚園など、別の施設を探す
【認定子ども園の場合】
退園せず同じ園に通い続けることができる
(※保育時間は、11時間から4時間に変更)
1日の流れ
【例】
7時〜8時 早朝保育
8時〜10時 登園・自由遊び
10時〜11時30分 午前活動(散歩や制作など)
12時〜 昼食
14時〜
【1号認定の子ども】お迎え又は預かり保育
【2号・3号認定の子ども】預かり保育(年齢により昼寝あり)
15時〜 おやつ
15時30分〜 自由遊び又は散歩
17時〜 順次降園
19時〜 延長保育
専業主婦(夫)でも預けられる?
どの認定区分も入れるなら、
専業主婦(夫)でも預けられるの?
まずは認定区分をしっかり理解!
認定こども園では、1号・2号・3号の子どもが対象!
なので、就労の有無に関係なく、
子どもが満3歳〜5歳までの1号認定の家庭も預けられる。
ただし、0~2歳の子どもは、
「家庭で保育できない事由に該当する(3号認定)」場合のみ対象!
専業主婦(夫)の家庭は、
満3歳から利用できる!
メリット
◯幼稚園(英語や体操などの教育プログラム)や、
保育園(日常の生活習慣が身につく)など、2つの機能をもっている
◯様々な職員がいて、保育を受けることができる
◯初期費用が幼稚園より安くすむ
◯保護者の就労に関係なく、入園ができる
◯就労や離職など、環境変化があっても、退園・転園の必要がない
◯縦割り保育など、幅広い交流ができる
幼稚園の行事はそのまま残ったが、子ども園になって働く保護者が増えたので、
役員がなくなり、親の負担が減った。
【30代母親 子ども5歳と2歳】
2歳までは保育園と同じ内容で、3歳から幼稚園+延長保育の感じ。
幼稚園の「教育」と、保育園の「遊び」両方が経験できるので子どもも楽しそうに通っている。
【40代父親 子ども4歳】
保育士や幼稚園の先生など、様々な資格をもった人が子どもを見てくれるのが魅力的だった。
【20代母親 子ども1歳】
午前中はクラス活動、午後は縦割り保育など、メリハリをもって生活できるのが良い。
【30代母親 子ども4歳】
共働き家庭のメリットは?
保育時間が短い理由で幼稚園を断念したさいは、
幼稚園教育も兼ね備えたこども園に預けることは、大きなメリット♪
専業主婦(夫)家庭のメリットは?
対象年齢が0歳からのこども園に預けることで、
幅広い年齢の子と関わりや交流ができるのが大きなメリット♪
デメリット
◯概要が分かりづらい
◯施設が少ない
◯募集人数が少ない
(0歳から持ち上がる子が多いので、3歳児からの空きが少ない)
◯就労、離職など環境がかわった場合、保育時間や保育料に変動がある
◯幼稚園から移行した園は、平日に行事ある
(就労している保護者は仕事の調整が必要になる)
◯年によって、「1号認定」「2号・3号認定」の人数にかたよりがでる
(預かり保育を利用する子が多い、少ないなどあり子どもが混乱する)
こども園になってから、2歳児クラスからの持ち上がりで満3歳児の枠が少なくなった。
【20代母親 子ども2歳】
3歳児から子ども園に入園したが、周りの友だちが1号認定が多く、すぐにお迎えがくるので、保育園の時には言わなかった「なんで僕は遅いの?」「僕もはやく帰りたい」と言うようになり困ってしまった。
【30代母親 子ども3歳】
上の子が通っている園は、1号認定が8割で、2号認定が2割程度と、圧倒的に専業主婦家庭の子どもが多い状況で、共働きの私は、ママ友ができず、行事のさいなど少し孤独を感じた。
【30代母親 子ども5歳】
共働き家庭のデメリットは?
専業主婦(夫)家庭が多いと、迎え時間が早いので、
夕方まで園にいる子どもが混乱したり、早く帰りたいと訴えることも!
専業主婦(夫)家庭のデメリットは?
待機児童対策のためにできた施設なので、
保護者の就労などで、入園の優先順位が変わることも!
また、0歳から預けている子がそのまま持ち上がれば、
3歳からの空きは少なく、入園できない可能性も!
まとめ
今回は、
【認定こども園】についてお話しました。
保育園や幼稚園と違って、
その特徴や概要が分かりづらい【認定こども園】ですが、
保育園と幼稚園の機能をもちあわせた新しい施設として期待されています!
「幼稚園に行かせたいけれど、仕事がある」
「幅広い年齢の子どもと関わってほしい」など、
それぞれの家庭にメリットは多いにあります(^^)
ただ、
「施設が少ない」
「募集人数が少ない」
「迎え時間が異なることで子どもが混乱する」
などデメリットも!
まずは、自分の住んでいる地域のこども園が、
「どのタイプなのか」
「どんな子どもや保護者が多い」のかを、調べてみましょう!
そのうえで、親子のライフスタイル(共働きや専業主婦、子どもの性格)
に合っているのか、合っていないかを考えて判断しよう!
園選びで、大事なものは、
「子どもにどんな経験をさせたい」
「どんなことを学んでほしい」
など、良く考えること!
そして、親子にとって、無理のない施設を選ぶことが大切です♪
子育て家庭にとって、新しく増えた選択肢の1つ【認定こども園】
その特徴や概要を良く知っておけば、お子さんの園選びの幅が広がりますよ♪
少しでも参考になれば嬉しいです♪
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