【保育士必見】慣らし保育!スケジュールは?おさえるポイントや対処方法を紹介します!

慣らし保育
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ふくし
ふくし

こんにちは♪

ふくしは、介護福祉士、保育士、幼稚園教諭、おもちゃインストラクターの資格をもち、
デイサービス、老人ホーム、幼稚園で働いてきました♪
現在は、保育園で働いています♪

福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています!

私生活では、5歳男の子、0歳女の子のずぼらママで、趣味は漫画を読むことです(^^)♪

ふくし
ふくし

今日は慣らし保育の話

目次

慣らし保育!保育者はどう関わればいいの?

保育士

4月や年度の切り替えは、
保育園に新入園児が入ってくる時期。
新しい環境に慣れるまで、泣いてしまう子どもは多い!

新入園児のために、
園では【慣らし保育】をおこなっています。
これは、園生活に「慣れる」為の時間!

相談者
相談者

でも、、
慣らし保育中は、どう子どもと関わればいいの?

と、悩むことあると思います!

今回は、
【保育者向け】
慣らし保育のスケジュールや、おさえるポイントを紹介します!

【こんな人におすすめ】
○1年目の先生
○慣らし保育の経験がない先生
○どう子どもを受け入れればいいのか分からない
○給食を食べない・寝てくれないどうしよう
○保護者との関わり方が分からない

ふくし
ふくし

慣らし保育は、
子どもと保育者の信頼関係を築く大事な時間!
参考にしてね♪

スケジュール

保育士

【期間】
○7日〜10日ほど

【スケジュール例】
○1日目〜3日目 9時〜11時
○4日目〜6日目 9時〜13時
(昼食あり)
○7日目〜8日目 8時30分〜15時
(昼食・昼寝・おやつあり)
○9日目〜通常保育スタート

○子どもの年齢や状態や、園の方針によって、日にちは短くなったり、延びたりもする
○0歳児は、ミルクや離乳食がとれているか、昼寝ができているかで慣らし期間や時間は変わる
○1歳児以降も、食事や水分が園でも十分にとれている場合、昼寝の時間やおやつまで伸ばしていく

必要性

?

新しい環境や保護者と離れて過ごすことは、
子どもにとって大きなストレス

初めての集団生活で、免疫ができていない子どもは、
風邪をひいたり、病気にかかったりもする!

また、保育者と十分な信頼関係や愛情形成ができていない中で、
長時間預かることは、事故にもつながる

園にいる時間を少しずつ、増やしていくことで、
子どものストレスを軽減させ、負担をなくす

子どもの安全を守るため、
保育者と信頼関係を築く為にも、
慣らし保育は重要!

気をつけること

相談者
相談者

慣らし保育中は、どんなことに気をつければいいの?

ふくし
ふくし

タイムスケジュールにそって紹介します!

登園時

保育士

保護者と離れる時間で、
1番、子どもが泣く時!

とにかく、保育者は笑顔で受け入れましょう!
保育者が、不安な顔や困った顔をしていると、
子どもはますます不安になります!!


「大丈夫だよ一緒に遊ぼうね」
「すぐに迎えにきてくれるよ」

など、子どもに優しく話しかけましょう!

初めのうちは、お気に入りのもの(タオルや人形)など、
持ってきてもらって大丈夫!
落ち着くまで、それを持ってもらい、
保育者は安心するまで抱っこしてあげましょう!

また、保護者にしがみついて、どうしても離れられない場合は、
保護者の方も園の中に入ってもらい、「母子登園」を検討するのもひとつの方法!

●子どもの気持ちを受け止めて、
「そうだよね寂しいよね」「○○ちゃん頑張ったね」肯定する言葉をかけよう!
「泣いてもしょうがないよ」「仕事があるから仕方ないの」など、
 否定する声かけはNG!!
●保護者の方が不安な顔をすると、子どもにもうつります!
保護者の方にも、笑顔で「大丈夫だよ」と声をかけてもらいましょう!
●子どもの様子を聞いたら、保護者の方は、あまり長居せずに離れてもらうのも大事!

活動中

保育室

おもちゃや、遊びに参加できず泣いている子は、
抱っこしながら保育園の中を移動して、
その子が興味のあるものを見つけてみよう!

【例】
◯職員室にある人形
◯廊下に貼ってある制作物
◯外にある花や木

その子が興味ももったもの、好きなものは、
「安心できるもの」になっていきます!

おもちゃボックスなどで、ついたてをつくり、
お絵描きやパズル、車遊びなど
ゆっくりできる空間を確保するのもGOOD!

そういった自分だけの場所が、
次第に安心できる場所へと変わっていきます(^^)

○外にでると、気持ちが切り替わる子も多いので、戸外での活動も取り入れよう!

昼食時・おやつ

昼食

慣らし保育中は、無理に食べさせる必要はありません!!
「好きなものを好きなだけ」の気持ちで大丈夫♪

慣れない場所での飲食は、
子どもは急いで食べたり、
噛まずに飲み込んでしまったりするので注意が必要!

絶対に目を離さず、援助しましょう!

食事が食べれていない場合は、
水分を取れているか確認!

水分もとれず、泣き続けている場合は、
脱水になる心配があるので、保護者の方に迎えにきてもらいます!

そのさい、保護者の人が食べさせて、食べるようならお願いしてOK!
少しずつ、「保育園で食べること」に慣れていってもらおう!

○誤飲に注意!
○みんなと一緒に座れない子は、席を少し離してあげ、ひとり席を作るなど配慮しよう
○自宅で使っているコップやスプーンを持ってきてもらい使っても良い

昼寝

昼寝

周りが静かになることで、子どもが不安になる時間!
無理に寝かせるのではなく、
まずは布団の上でゆっくりすることを目指しましょう!

自宅での寝かせ方を保護者から聞いて、
子どもが安心する方法を試してみよう!

【例】
○添い寝をする
○子守唄をうたう
○自宅で使っているタオルをかける
○絵本を読む
○お気に入りの人形やおもちゃを側に置く

○うつぶせ寝に気をつけよう!
○おんぶをして落ち着く子もいるので、おんぶ紐も試してみよう

【乳幼児のお昼寝でNGな体位】

降園まで

保育士

他の子どものお迎えを知り、登園時と同じくらい泣く子もいます。
「○○ちゃんも、もうすぐお迎えくるよ」
「遊んで待っていようね」

と、安心する言葉をかけてあげよう!

また、
子どもの疲れが出て、
事故が多くなる時間!

子ども同士のトラブルにも注意しよう!

愚図ったり、泣いている子には、個々に寄り添ったり、
パーテーションを作り、ひとりでゆっくりする空間をつくってあげよう(^^)

噛みつきなど、子ども同士のトラブルが増える時間!
「明日は、散歩に行くよ」「ブロックでお城を作ろう」など、
 明日への期待になる声かけをしよう
○お迎えがきたら「頑張ったね」「明日も待ってるね」と、
 子どもの頑張りをしっかりと認めてあげよう

保護者への対応

保育士

慣らし保育中は、子どもはもちろん、
保護者の方も不安でいっぱい!

そんな保護者の不安な気持ちを安心させるのは、
保育者との密な連絡!

連絡ノートや送迎時など、
子どもの様子をしっかりと伝えてあげましょう!

【例】
「初めは泣いていましたが、車のおもちゃをみせると興味をもって遊び始めていました」
「食事は食べれませんでしたが、コップで上手にお茶を飲んでくれました」
「布団のうえで、子守唄をうたうと安心した表情をみせてくれました」

「昨日よりも泣いている時間が減り、外遊びでは笑顔をみせてくれました」

など、
子どものできたこと、
ポジティブな様子を伝えてあげましょう!

保護者も、子どもの様子や変化を知れて安心し、
「子どものことをしっかりとみてくれている」と感じることで、
保育者、保護者との信頼関係へとつながっていきます!

○慣らし保育中は、子どもだけでなく、保護者とも信頼関係を築く、大事な時間!

まとめ

子ども達

今回は、【慣らし保育】
スケジュールや、おさえるポイントを紹介しました!


4月や年度の切り替えは、
保育園に新入園児が入ってくる時期。
新しい環境に慣れるまで、子どもは泣いてしまいます、、

泣いてばかりだと、保育者も困ってしまいますね、、
でも、今までずっと一緒にいたママやパパと離れるのです!
「泣くのは当たり前!」
と思い、子どもの気持ちを優しく受け止めてあげましょう!

慣らし保育は、
子どもと保護者、保育者との信頼関係を築く大事な時間!
必ず笑顔をみせてくれる日がきます(^^)

子ども達が新しい環境に慣れ、
笑顔で過ごせるように、頑張っていきましょう(^^)

1年目の先生や、初めて新入園児を受け入れる先生など、
参考にしてみてください(^^)

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ふくし
ふくし

必ず笑顔で登園できる日がくるよ♪

ふくし
幼稚園教諭→祖母が認知症→介護の道へ→介護福祉士取得→約10年の在宅介護を経験→現在は保育士として働く、7歳と2歳のずぼらママ♪少女漫画大好き♡福祉に携わってきた経験をもとに【保育】【子育て】【介護】の情報を発信しています♪
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