こんにちは♪
ふくしは、介護福祉士、保育士、幼稚園教諭、おもちゃインストラクターの資格をもち、
デイサービス、老人ホーム、幼稚園で働いてきました♪
現在は、保育園で働いています♪
『福祉』の仕事に携わってきた経験をもとに、
保育や介護現場、子育てに活かせる情報をお届けしています♪
私生活では、8歳男の子、3歳女の子のずぼらママで、趣味は漫画を読むことです(^^)♪
今日は、「勇気をあたえる」絵本の話
小学生の「不登校」「登校拒否」親にできることは?
現在、小学2年生㊚・幼稚園児㊛の2児ママふくし。
毎日、重たいランドセルを背負いながらも、
学校に通っていた息子。
でもある日、
「学校行きたくないな」
「今日は休みたい」など、
時々きかれるように、、
勉強がイヤだったり、
上級生がこわいなど理由はさまざま、、
先生や友だちとの関係。
授業や給食準備など、
子ども達も毎日、精一杯頑張っていますよね。
時々はこころが疲れて当たり前、
やる気がなくなって当たり前!
でも、
「学校いきたくない」と子どもが言ったら、
親として心配になるのも当たり前。
【小中29万人 不登校児童生徒数が過去最多に】
登校拒否が続いたら、
「いつになったら学校に行けるんだろう!」
「親として何ができるんだろう?」
と考えます。
ぜひ、
親子で絵本や本を読む時間をつくってあげてください。
素晴らしい本との出会いは、
子どもの人生を豊かにして、
ほしかった「こたえ」をみつけるきっかけにもなります。
悩んでいる子どもの気持ちに勇気や希望をあたえてくれます。
そして、つい焦ってしまう親の心にも寄り添ってくれます。
今回は、
小学生【登校拒否・不登校】
子ども向けおすすめ本を紹介します!
◆不登校・登校拒否に寄り添ってくれる本
◆心が軽くなる・寄り添ってくれる絵本
◆親子でよめる、勇気や希望を与えてくれる本
素晴らしい本は勇気をくれる!
参考にしてね!
【不登校】気持ちに寄り添うおすすめ本10選
きみはすばらしい いまのアリとキリギリス
【自分であるために生きる】
あらすじ
自分の人生を「自分であるために生きる」
新しい解釈の「アリとキリギリス」の絵本。
死んでいるキリギリスのことをアリのお母さんは
「遊んでばかりいるとこうなってしまう」と子どものアリに諭す。
幼馴染だったキリギリスと無心で遊んでいた頃を思い出す子どものアリ。
そして成長していくアリとキリギリスは、
仕事への生きがい、人生観、異なる価値観、
それぞれの道を生きていくことになる。
おすすめポイント
生きていたら、
人と比べて落ち込んだり、
妬んだり、
喜んだり、その繰り返し。
この絵本では、
「自分らしく生きているか」
「今をあじわって生きているか?」
を問いかけてくる。
遊んでばかりのキリギリスは不幸なの?
真面目に働くアリが幸せなの?
本当の幸せとは何なのか?
努力すること、
真面目に働くことも大事だけど、
「自分らしく生きる」ことが幸せに生きることなんだと、
子どもだけでなく、
大人になった私達にも問いかけてくれる1冊!
ころべばいいのに
【きらいな人がいてもいいんじゃない!】
あらすじ
自分がされてイヤなことをしてくるようなあの人も、
イヤなことを言ってくるこの人も、
みんな石につまずいて転べばいいのに。
「イヤ」な気持ちって、
自分ではどうしようもないどしゃぶりの雨のようなもの。
でもね、
そんなときはね
おすすめポイント
学校では、
「みんな仲良くしましょう」って言われる。
この言葉、
当時、小学生だった私は苦手だった。
みんなと仲良くできない自分はダメな子なの?
嫌だなって思う自分は悪い子なの?
そんなことないんだよ。
この絵本のテーマは
【きらいな人がいてもいい】
「苦手な子がいたっていい」
「どうしても好きになれない子がいる」
そんな感情は間違っていない。
その「嫌い」なパワーを使って、
なにか面白いことを考えてみよう!
逆の発想を教えてくれる絵本。
学校生活で、
「嫌いな子がいる」
「あの子、苦手だな、、」
こんな風に思うこと誰でも、必ず一度はある。
みんなと仲良くしなくてもいい
大事なのは、
「嫌い」なその気持ちと、どう向き合っていくか!
読み終わった後、
ちょっと心が軽くなり、肩の力が抜ける本♪
レッド あかくてあおいクレヨンのはなし
【ありのままで生きる】
あらすじ
「レッド」は、本当は青色なのに赤いラベルをはられてしまったクレヨン。
自分も周囲も赤色だと信じているせいで、なにもかもうまくいかない。
本当はブルーなのに。
「レッド」は、
イチゴが描けない。
一生懸命練習しても、やっぱり描けない。
オレンジを描くためにイエローに協力してもらっても
オレンジ色にはならない。
他のクレヨンは巻紙の色と中身が一致しているので、
みんなが出来て当たり前のことも、
「レッド」は上手にできない。
そんな日々を悩む「レッド」だけど、、!?
おすすめポイント
周りや家族は「レッド」が何とか赤いものを描けるようになるため、
あれやこれやと世話をやく。
でもその親切心が、かえって「レッド」を傷つけることにもなる。
「多様性」とは?
「自分らしさ」とは?
「個性」とは?
そんな強く深いメッセージを問いかけてくる絵本・
世の中のあり方、当たり前にしばられて、
苦しんでいる人。
問題を問題にしているのは、
実は自分や周りの人間なのかもしれない。
最後は、本当の自分に気づいて、
「レッド」が綺麗な青空を描きます。
「ありのままの自分で生きる大切さ」を伝えてくれる1冊!
わたしのそばできいていて
【まちがえたって、大丈夫】
あらすじ
マデリーン・フィンは、字を読むことが大の苦手。
だから、学校の国語の時間に、音読をあてられても、うまく読めません。
つかえるたび、まちがえるたびに、
クラスのみんながくすくす笑う声がきこえてきて、逃げ出したくなるのです。
「よくできました」の星のシールをもらえないのは、マデリーンだけ。
そんなとき、図書館で1ぴきの大きな白い犬と出会います。
犬はマデリーンがどんなにつかえても、まちがえても、笑うこともせかすこともしないで、
じっとマデリーンが本を読むのをきいてくれます。
おすすめポイント
「友だちと同じようにできない」
「間違えることがこわい」
そんな子どもに勇気をくれる本!
音読が苦手でも、
笑うことも、馬鹿にすることもなく、
ただじっとそばで聞いてくれる白い犬。
そんな姿に女の子も少しずつ、
本を読むことが楽しくなり、
人前で音読するのもこわくなくなっていく。
「うまくできない」
「上手にやれない」
でもね、
それでも「大丈夫」って言ってくれ存在がある。
寄り添うことの本質を教えてくれる1冊。
読み終わった後、
優しい穏やかな気持ちになれます。
かがみの孤城
【君をひとりにはしない】
あらすじ
中学生のこころは、学校に居場所がなく部屋に閉じこもっている。
ある日部屋の鏡が光りだし、こころは別世界へ吸い込まれる。
おとぎ話のようなお城には、見知らぬ中学生6人が集められていた。
狼のお面をかぶった謎の少女は、
城に隠された鍵を探せば願いを叶えると告げる。
おすすめポイント
映画化もされた、
「かがみの孤城」の文庫本。
イラストも豊富で、小学生でも読みやすい上下巻セット。
嫌なことは生きていれば、必ずあって、
解決できるものもあれば、
解決できないものもある。
学校に行けない時の、
不安感や罪悪感、喪失感。
独りぼっちだった主人公のこころと一緒に、
悩んで、苦しんで、それでも喜びをみつけだせる感動の1冊。
キャッチフレーズにあるように、
「君はひとりじゃない」
「ひとりにはしない」
この想いが強く描かれている。
長い文章も読める、
小学校高学年からおすすめ文庫。
しっぱいなんかこわくない
【本当の失敗は、あきらめること】
あらすじ
ロージーは、世界一のエンジニアになりたい女の子。
他の人にはゴミとしか思えないものでも、ロージーにはお宝です。
ロージーは、これまでもたくさんのユニークなメカをつくってきたのですが、
みんなには秘密。
そんなある日、大おばさんが遊びにきて、
ロージーに飛行機を作った話や一つひとつ夢を叶えてきたことを話してくれました。
そして、まだ叶えていない「空を飛びたい」という夢の話も。
その言葉を聞いて、ロージーは大おばさんのために、空飛ぶメカづくりに挑みます!
でも、また失敗
「もう やだ。二度とメカなんか作らない」と嘆くロージーに、
おばさんがかけた言葉は?
おすすめポイント
子どもは本当は「失敗」をおそれていない。
「失敗して笑われる」ことを恐れているんだと気付かされる話。
「失敗しても大丈夫」
「本当の失敗は、あきらめてしまうこと」
失敗してもいいから
「挑戦することが、なにより大切」
というメッセージが込められている。
子どもに勇気と自信を与えてくれる1冊。
読み終わった後は、
ぜひ子どもの「好き」を聞いてみてください♪
比べず、とらわれず、生きる
【ただ「今」という一瞬を丁寧に生きる】
あらすじ
禅語の中から、
日々の暮らしや生き方を楽にする
34の言葉を分かりやすく解説してくれる。
心が不安、
ざわざわする、
未来がこわい、
そう感じている人は、
禅の考えを取り入れると、
少し心が楽になる。
おすすめポイント
文庫本なので、
小学校高学年向けですが、
読めば、自分を救ってくれる言葉がみつかる1冊。
「手放すことで心は軽くなる」
「今」を丁寧に生きる
禅の世界では、
「過去」も「未来」も存在しない。
あるのは「今」という一瞬だけ。
過ぎ去った「過去」に心をざわつかせることも、
まだ来ていない「未来」に心を奪われることもなく、
「今」という一瞬を丁寧に生きることが大事と伝えてくれる。
それが「命を大事にする」ことにつながる。
学校に疲れた子どもだけでなく、
仕事に疲れた大人にもおすすめしたい1冊。
しあわせのバケツ
【心のバケツを幸せでいっぱいにするには?】
あらすじ
世界中のどんな人も、心に「しあわせのバケツ」を持っている。
そのバケツは、人が喜ぶことをすると一杯になり、
逆に嫌がることをすると空になってしまう。
人同士が思いやり、親切にすれば、
みんなが幸せになれることを、バケツを例え優しく説いた1冊。
おすすめポイント
自分の「心」
相手の「心」をバケツに例えて描いているので、
小学生でも読みやすく、イメージしやすい。
「友だちに意地悪をされた」
「怒ってしまった」
「悲しいことを言われた」
学校生活をしていたら、
「辛い」「嬉しい」「悲しい」「楽しい」
色々な感情がでてくる。
みんなもってる当たり前の気持ち。
それをされて自分はどんな気持ちだった?
相手はどんな顔をしてた?
自分がされて嬉しいことは、相手も喜んでくれる?
自分がされて嫌なことは、相手も同じように嫌?
簡単なようで
難しいことを優しく教えてくれる。
自分の気持ち・相手の気持ちに気づくことのきっかけになる1冊!
あつかったらぬげばいい
【物事を別のほうからみてみよう】
あらすじ
暑かったら脱げばいい。
ヘトヘトに疲れたら、歯も磨かずにそのまま眠ればいい。
太っちゃったら、仲間を見つければいい
大事な人がいなくなったら、
たっぷり悲しんでから別の大事なものを見つければいい。
おすすめポイント
「〇〇でなくてはいけない」
「○○すべきなんだ」
知らない間に、世の中の常識やルールに縛られて、
ヘトヘトに疲れている子に、ぜひ読んでほしい絵本!
世の中の常識って本当に正しいの?
ルールを破ることは、そんなに悪いことなの?
日々の生活で、
「こうあるべき」に囚われて、
身動きが取れずに苦しんでいる時、
きっとこの絵本がモヤモヤした心を救ってくれる。
「あつかったら脱げはいい」
物事を別のほうでみる、考えれば、
きっと心が軽くなりますよ。
こころってなんだろう
【自分のこころを整理する】
あらすじ
「こころってなんだろう?」
「こころ」について学べる絵本。
何もわからない赤ちゃんから、コトバを覚えて子どもになり、
「わたし」のこころがどんなふうにうまれ、どんなことで変化するか。
こころとの付き合い方をかわいい絵と、
やさしい文字でわかりやすく教えてくれる。
おすすめポイント
「こころってなに?」
難しい質問に、分かりやすく寄り添ってくれる1冊。
急にイライラする。
わけもなく悲しくなる。
一体、私の中の心はどうなっているんだろう?
自分の心が分からなくなった時、
自分のこころを整理したい時に、ぜひ読んでほしい。
難しい言葉も、文章もないので、
小学生からおすすめ!
読み聞かせにもピッタリ!
友だちや学校のルールなど、
様々な葛藤と向き合っている子ども達に!
読み終えた時、
勇気や元気をあたえてくれます。
まとめ
今回は、
小学生【登校拒否・不登校】
子ども向けおすすめ本を紹介しました!
毎日、重たいランドセルを背負いながら頑張る子ども達。
友だちのこと、先生のこと、上級生のこと。
ルールや決まりを守りながら、
時には息がつまって苦しんでいる子ども達も多い。
「学校行きたくない」
親として何ができるのか?
今回紹介したのは、
小学生時代に出会ってほしい絵本や本です。
きっと、悩んでいる子どもの心にそっと寄り添い、
勇気や希望をあたえてくれます。
そして、悩む親の心にも寄り添ってくれるはずです。
ぜひ参考にしてください。
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