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こんにちは♪
ふくしは、今まで介護施設や幼稚園、保育園で働いてきました。
福祉の仕事に携わってきたふくしが、今までの保育現場や、介護現場での経験や日常を、
ゆる〜くつぶやいています(^^)
私生活では、5歳男の子、0歳女の子の母親です(^^)

今回は、お昼寝の話です。
なかなか寝てくれない!?

乳幼児の子どもをもつ方は、お家でお昼寝をさせていますよね(^^)
保育園でも、お昼寝の時間があります。
(4〜5歳児クラスでは、小学校入学にむけて、お昼寝の時間がない園もある)
すぐに寝てくれる子ならいいですが、
なかなか寝つけない子、すぐに起きてします子など様々です。
なかなか寝てくれないとママやパパも心配になってしまいますね、、
今回は、
実際に保育園で行っている寝かしつけの方法をお話します!
なかなかお昼寝ができなくて困っている、ママさん、パパさん!
すぐに実践できるものなので、ぜひ参考にしてみてください(^^)
必要性

そもそも、何でお昼寝って必要なの?
○疲労が解消される
○情緒面や穏やかさが安定する
○睡眠中はメラトニンというホルモンが分泌され、
それによって、免疫力をアップさせる効果がある
などがあげられます。
環境を整えよう!

子どもがお昼寝するさい、まずは環境を整えましょう!
では、どのようにして、
環境を整えてあげればいいのでしょうか?
温度

暑すぎたり、寒すぎたりしない。
夏は、冷房や扇風機、冬は暖房をかけることもあると思いますが、
冷風や暖風が子どもに直接あたらないように気をつけよう!
床暖房がある園や家庭もありますが、床暖房は切ります。
子どもは寝ている時、たくさんの汗をかきます。
床暖房の上で寝ていると、汗をかきすぎて脱水になったり、
熱をうまく逃がすことができなくなります。
また、適度に換気をして、新鮮な空気を部屋に入れましょう。
寝具

夏は、タオルケットをお腹あたりにかけてあげ、冬は軽めの毛布をかけてあげます。
少し、足を出してあげると、そこから熱が逃げるので、暑すぎて起きてしまう子にも良いです。
明るさ

部屋が明るすぎると、子どもがなかなか寝つけないことがあります。
お昼寝の際は照明を切る、薄手のカーテンをするなど、部屋の中を少し暗くしてあげましょう。
お昼寝のさい、子どもの様子を、いつでも確認できるように真っ暗にすることはありません。
保育園では、お昼寝中、必ず5〜10分に一度は子どもの様子を確認しています。
音
部屋の中は静かにし、落ち着いた雰囲気をつくりましょう。
家庭ではテレビの音などにも注意しましょう。
子どもに寄り添う

子どもは、近くで寄り添ってもらえると安心します
身体を優しくさすったり、トントンしてあげましょう。
保育園でも、背中をかくと安心する子、手をにぎると安心する子など様々です。
その子に寄り添い、何が一番安心できるかを考えて、見つけてあげましょう。
音楽をかける
保育園では、(特に乳児クラス)ではオルゴールの曲などをかけているところが多いです。
その理由として、
○入眠時に子どもの気持ちを落ち着かせる。
○音楽がかかることにより、寝る時間だと場面を区切り、子どもに定着づける。
などが、あります。
子守唄をうたうことも同じですね(^^)
ゆっくりな曲調に合わせて、子どもたちの身体を優しくさすったり、
トントンすることで、子どもたちも安心した表情を見せてくれます。
また、食事が終わり、部屋を少し暗くして、音楽をかけると、
子どもたちも自然にお昼寝の時間とわかり、布団にゴロゴロと寝転がってくれます。
○オルゴールなど、優しくテンポのゆっくりな曲をかける。
音楽をかけて入眠させることについては、
○睡眠の妨げになることもある
○子ども自身で入眠のペースをつかみずらくなる
などの意見もあります。
保育園では、主に0〜2歳児クラスで音楽をかけています。
3、4歳児クラスでは、時間になれば自分たちで布団にはいり入眠するよう援助しています。
お子さんの様子をみながら、音楽をかけたり、子守唄をうたったり、
その場で変えていくのも良いと思います(^^)
絵本を読む 短い物語を話す

保育園では、お昼寝の前は1〜2冊ほど絵本を読みます。
理由として、
○子どもの気持ち、情緒を安定させる。
○場面を区切り、絵本を読み終わったら寝る時間だと定着させる。
また、幼児クラスでは、子どものそばで短い物語を話してあげるのも良いです。
絵本や、物語はその月齢にあったものを用意してくださいね(^^)
まとめ

いかがでしたか?(^^)
今回は、実際に保育園で行っている寝かしつけの方法をお話しました。
すぐに実践できるものなので、ぜひ参考にしてみてください(^^)
ちなみに、お昼寝は1時間~2時間程度を目安にしましょう。
(0歳児は、その子の様子を考慮してください。)
お昼寝の時間が長くなると、今度は、夜の寝かしつけに影響してきます。
子どもが、たとえお昼寝しなくても、
今日はお昼寝してくれなかった!
睡眠時間が全然足りてない!どうしよう!
など、過敏に心配することはありません。
もちろん、乳幼児にとって、お昼寝は大切です。
でも子どもだって、その日の体調、体力など様々なことが影響して、眠れない日もあります!
必ず寝かせなくちゃと、保護者の方が一生懸命トントンしても、寝ない日もあります、、
保育園でも、そうです、、
そんな時に無理にトントンしたり、布団に横にさせてもお互いに疲れてストレスになってしまいます。
さんざん、えらそうなこと書きましたが、
ふくしも、寝ない息子や娘にイライラする日々です(笑)
なかなか寝ない→色々と試す→寝ない→イライラする→子どもにイライラ伝わり余計にグズグズになる、、、、
と、負の連鎖です(笑)
もちろん、保育園の職場では違いますよ。
ゆったりとした気持ちで子どもに寄り添えています。
だって、
職場には先輩保育士もいれば、同僚保育士もいる!
子どもが愚図ってなかなか、眠らなくても変わってくれる人がいる!
どうやったら、寝てくれるか相談できる人がいる!
でも、、、
一歩家庭に戻ると自分ひとり、、
全然違う!!
ゆったり、子どもと向き合えない日が多々あります。
そんな日は、ふくしは一旦、諦めます(笑)
子どもと一緒に遊んだり、絵本を読んだり気分を変えます。
昼寝をしなければ、夜には寝るだろう。
夜に寝なければ、明日には寝るだろう。
そもそも、起き続けている人はこの世にいないだろう。
と気持ちを切り替えます。
そして、自分もゴロゴロします(笑)
なにもしません(笑)
なので、子どもがなかなか寝てくれないと
悩んでいる保護者の方がいたら、大丈夫!と伝えたい。
保育士のふくしですら、この状態です(笑)
今回は、保育園で行っている、いくつかの方法をお話させていただきました。
絶対にこれが、正解とかではありません。
その子にあった、お昼寝の仕方、安心できる環境を見つけて整えてあげてください。
子どもって、本当に一人、ひとり違いますからね、、
その中で、今回の内容が、少しでも参考になれば嬉しいです♪
そして、無理せずにほどほどに頑張りましょう(^^)

最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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